ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。1種類のニオイ物質(アンモニア、硫化水素など)の場合は「ppm」
※1や「ppb」
※1といったいわゆる「濃度」としての単位がありますが、複合臭の場合はこういった単位がありません。公定法である
嗅覚測定法で得られた
臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、強さの度合いという形で表されます。
私たちは普段、「○○のニオイ」と一つのニオイとして表現していますが、本当はたくさんのニオイ物質が混ざり合った形で存在しています。例えば「タバコのニオイ」は、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、およそ数千種類にも及ぶニオイ物質が混ざり合っています。