ニオイ環境について
  近年のニオイ環境
 近年においては、生活環境に対する意識も高くなり、悪臭に関する苦情も都市生活型へと変化して、苦情件数も総じて俗化傾向で内容も多様化してきています。
 悪臭に関する問題は、健康に直接被害を及ぼすというよりは、むしろ感覚的な問題であることから、騒音・振動とともに「感覚公害」と呼ばれています。生活者が日常的に嗅覚により知覚できる環境問題であり、特に生活に密着している問題と言えます。

 環境省ホームページ掲載の平成18年度悪臭防止法施行状況調査をみると、悪臭苦情件数は昭和47年をピークにおおむね減少傾向にありましたが、平成6年度以降再び増加に転じ、平成15年度には24,587件と過去最多となりました。以後、平成16年度から18年度の3年間は連続して減少していますが、悪臭苦情は典型7公害の中では常に上位を占めています。
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 悪臭問題は過去の問題のようなイメージがありますが、このように悪臭苦情件数はいまだに多く、より一層の臭気対策が必要な状況にあります。最近では、飲食店などのサービス業や個人住宅、アパート、寮にみられるような非事業場からの悪臭苦情が増えており、幅広い業種で対応が求められています。
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