ニオイセンサとは?
  ニオイセンサではできないこと
 ニオイの種類の識別はできません
ニオイセンサXP-329IIIRで、良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類の識別はできません。
例えば、ある良いニオイの花をニオイセンサで測定したとき、レベル値で「300」という指示が得られた場合、この花のニオイの強さの度合いは「300」であるといえます。また、ゴミ捨て場での測定でも「300」という指示が得られた場合、ゴミ捨て場のニオイの強さの度合いもまた「300」であるといえます。
この場合ように、ニオイの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく同じになるということがあり、ニオイセンサで良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類を識別することはできません。
 ガス検知器ではありません
ニオイセンサは、あくまでもひとの鼻にかわってニオイの強弱を測定することを目的として設計されています。
従って有毒ガスや可燃性ガスの濃度を測定したり、ガス漏れを発見したりすることはできません。
検知原理的にはガス検知器と似ていますが、特定の有毒ガスや可燃性ガスの濃度を測定したり、ガス漏れを発見するためのガス検知器ではありません。
 これらのニオイは測定できません
以下のニオイはセンサ部分を破損させたり、センサに悪影響を与える場合がありますので測定できません。
・高濃度のニオイやガス(特に硫化物)
・ヘアスプレー、シリコーン系接着剤、シリコーンチューブなどからのシリコーン化合物
・タバコの煙など粒子状の高濃度のタール
・オイルミストなどの蒸気
・高濃度の塩化物や強酸物質のガス
・塩素を含むハロゲン化物のガス
・オゾン・NOxなどの酸化性ガス
Copyright (C)2008 NEW COSMOS ELECTRIC CO.,LTD
 
 
     
Close