オフィスや学校の「省エネ」と「快適な環境」を共に叶える
新コスモス電機は、ガスセンサ技術を活かしたガス警報器やガス検知器などの保安機器を提供しています。
その分野で培った高いガスセンサ技術を応用し、冷暖房の省エネに役立つ「換気扇コントローラ」を開発しました。
省エネに役立つ機器の提供により、サステナブルな社会の実現に貢献しています。
冷暖房効率を下げる大きな要因は過剰換気
建物の換気設備は、建築基準法により最大人員が在室している場合に合わせて容量が決められています。そのため、日中在室人数が少なくなるオフィスや、出入りが激しい学校の教室などで、常に換気扇を運転させると過剰換気を引き起こします。
きれいな空気を保つため換気は必要ですが、冷暖房の運転時に過剰換気をすると、冷暖房効率が悪くなり無駄なコストやCO2排出が生じます。
空気の汚れに応じて換気扇をコントロール
換気扇コントローラは、高感度ガスセンサで室内の空気汚れの原因となるVOC(揮発性有機化合物)、ニオイ、CO2および人代謝ガス(人が吐く息)を検知します。空気が汚れている時は換気扇を強運転(またはオン)、汚れていない時は弱運転(またはオフ)と空気の汚れに応じて換気扇の運転を自動でコントロールすることで、過剰換気を防ぎ冷暖房の効率をよくします。
その結果、省エネと快適環境が両立できます。
「学校施設優良部品」として推奨されています
特に、多くの児童が長時間在室する学校教室では、人代謝ガス等により空気が汚れると学習意欲が低下するといわれており、換気は重要です。一方、冷暖房を使用している教室では、常時換気による冷暖房負荷が気になるという問題がありました。
そのような環境下において、換気扇コントローラの省エネ性、耐久性、安全性が評価され、2014年より一般社団法人文教施設協会の「学校施設優良部品」として推奨を受けています。