家庭用ガス警報器が社会のためにできること
私たち新コスモス電機は、1960年代に世界で初めて家庭用ガス警報器を開発し、
以来長年にわたりご家庭におけるガス事故防止に貢献してきました。
そして今もなお、家庭用ガス警報器のトップメーカーとして、
「家庭用ガス警報器にできること」を常に考え、新たな可能性に挑戦しています。
家庭用ガス警報器の普及に伴うガス事故の減少
1960年代初頭、日本の一般家庭へLPガスが普及し始めるとともに、ガス事故も増えていました。
同じ頃、当社はガス事故を減らしたいという想いで、ガスセンサの開発に着手。
1964年に世界初となる家庭用ガス警報器を開発しました。
(ガスセンサの開発のきっかけについては、別の記事でご紹介予定です!)
その後、1969年に開発したLPガス警報器「みはり」が岩谷産業(株)から発売され、ガス警報器は世の中に広まりました。
現在に至るまでに、ガス器具の安全性の向上やガス警報器の普及などにより、国内での家庭におけるガス事故は大幅に減少しました。
ご家庭内での新たな危険となっている熱中症
近年、地球温暖化による気温上昇に伴い熱中症による救急搬送者数や死者数が増加しています。
熱中症発生状況のデータによると場所別では約4 割が住居で発生しており、年齢別では半数以上が 65 歳以上の高齢者です * 。
そこで、ご家庭の台所で常に安全を見守っている家庭用ガス警報器にお役に立てることがあるのではないかと考えました。
快適ウォッチは、暑さ指数(WBGT値)を算出して熱中症になりやすい環境や 、空気が乾燥している状態をおしらせすることで、室内の温湿度管理や水分補給等の対策を促します。
今後もガス事故のみにとどまらず、時代の変化に柔軟に対応し当社にできることを追求してまいります。
*消防庁「令和3年の熱中症による救急搬送状況」より