ガスってなに?
みなさん、こんにちは。
当社、新コスモス電機はガス検知器・ガス警報器メーカーです。
それらに搭載されてガスを検知しているガスセンサの開発も行っています。
今回は、当社のガスセンサが検知している「ガス」についてのお話しです。
「ガス=気体」なのです
早速ですが、皆さんは「ガス」聞くと、まず何を思い浮かべますか?
お家の台所で使用している「都市ガス」や「プロパンガス」?
地球温暖化に及ぼす影響が大きい「二酸化炭素(CO2)」や「メタン(CH4)」?
そう、それは全てガスです。
「Gas(ガス)」は日本語で「気体」です。
だから、固体でも液体でもない気体は、全てガスと言えるのです。
ですので、みなさんが吸っている空気ももちろんガスです。
様々な場所で使われているガス
お家の中で使われる/発生するガスには、
先ほどの「都市ガス」「プロパンガス」はもちろんのこと、
冷蔵庫やエアコンの冷媒として使われる「代替フロン」
モノが燃える際に酸素が足りなくなると発生する「一酸化炭素(CO)」など様々なものがあります。
また、産業現場ではもっとたくさんのガスが使われて/発生しています。
例えば…
石油化学プラントでは、プラスチックやポリエステルを作るための原料としてガスを使用しています。
鉄鋼業では、鉄を溶かしたり、加熱するための燃料として「可燃性ガス」を使用しています。
半導体工場では、部品の加工や洗浄に数多くの「半導体材料ガス」が使われています。
もちろん様々な現場で、機械や乗り物を動かすための燃料としても様々なガスが使用されています。
また、下水道や地下に入る工事現場などでは、「酸素欠乏」の恐れや「硫化水素」が発生する恐れがあります。
これからの社会で活躍するガス
最近は、世界的にカーボンニュートラルの動きが加速し、炭素を出さない「水素」や「アンモニア」が新エネルギーとして注目されていますが、
当然それらもガスです。
まだまだ挙げればきりがないほど、私たちの生活の中で「ガス」はたくさん使われていて、欠かせないものなのです。