安全な水素社会の
実現のために
新コスモス電機の水素検知技術
当社は産業分野向けとして約40年前から水素を選択的に高感度に検知するガスセンサの研究開発を行ってきました。現在全国に設置されている水素ステーションの約8割に当社のガス検知警報器が設置されるなど、水素検知に適したガス検知警報器の提供を通じて、安全な水素社会の実現に向けた取り組みに注力しています。
水素ディテクタが
トヨタ自動車の
新型MIRAIに採用
FCVの安全を守る
水素ディテクタ
水素を燃料として走る燃料電池自動車（FCV）。万一の水素漏えいに備え、水素を検知することが義務付けられています。水素ディテクタは、自動車の安全部品として使用されるため従来のガスセンサと比較し、早い応答速度と高い耐久性が求められました。当社が独自に開発した触媒技術によって高応答と高耐久を両立させたこと、また家庭用ガス警報器の製造により長年培った量産技術でガスセンサの安定供給を実現できたことで、この度の採用に至りました。
国内の
水素ステーションの
約8割に
当社のガス検知警報器が
採用
水素インフラの安全確保に
役立つ
水素検知技術
新エネルギーとして水素の利活用が進むにつれて、水素ステーションをはじめとする水素インフラも増加します。当社は、水素社会の到来を見据え、約40年前から水素選択性熱線型半導体式センサの開発に着手しました。独自の技術により、他のガスが周囲に存在する場所でも、1000ppm（0.1%）以下の水素を選択的に検知可能。水素ステーションのディスペンサー部に設置するガス警報器にこのガスセンサが搭載されています。
次世代エネルギー、
再生可能エネルギー
社会を見据えて
アンモニア検知、発電時の
電気設備における火災予知
次世代エネルギーとしては、利用時にCO2を排出しないエネルギーとして水素の他にアンモニアがあります。船舶の燃料や水素の輸送媒体としても注目を集めており、当社ではそれら用途に適したアンモニアセンサの開発を進めています。また、太陽光パネルや風力発電などの再生可能エネルギー分野においても、電気設備における火災予知検知に当社のニオイセンサが役立てられると考えています。
