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トヨタ 新型「MIRAI」に 当社の車載用水素ディテクタが採用されました
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、トヨタ自動車株式会社が2020年12月より販売を開始した燃料電池自動車 新型「MIRAI」に搭載する水素ディテクタの供給を開始しました。
開発の経緯
当社は従来から独自の水素選択性に優れたセンサを開発、各種ガス検知器、警報器に採用頂いてきました。今回の水素ディテクタに使用する接触燃焼式ガスセンサは、当社が独自に開発した触媒技術によって高応答と高耐久を両立させ、また家庭用ガス警報器の製造により長年培った量産技術でガスセンサの安定供給を実現します。
水素ディテクタは、水素安全部品としてタンクやスタックの上部に取り付けられます。
水素漏れを検知するセンサがシステム起動時から終了時まで水素漏れがないこと、バルブが正常に閉じられていることを確認します。 前部コンパートメントや水素タンクなどにも水素ディテクタを設置して監視、一定濃度以上の水素漏れを感知した場合、メーター内の警告灯で告知します。 ■水素ディテクタ搭載位置(黄色部分) 図:トヨタ自動車株式会社 ウェブサイト掲載「NEW MIRAI PRESS INFORMATION 2020」 『新FCシステムの安全対策②』より引用 |
当社は水素ステーション向けガス警報システムも販売しており、国内のステーションの約8割で当社のガス検知警報システムが採用されています。また水素配管や設備検査用の携帯型ガス検知器も需要が高まっています。当社は今後も水素エネルギー社会の発展と安全を“水素を検知して知らせる”各種製品の販売を通じて支えてまいります。