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フロンガス警報器のラインナップをリニューアルしました
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:重盛徹志、資本金:14億6,000万円)は、携帯用フロンガス検知器、設置タイプのフロンガス警報器のラインナップをリニューアルします。設置タイプのフロンガス警報器は一般社団法人日本冷凍空調工業会が制定した「JRA GL-13 マルチ型パッケージエアコンの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン」に対応した製品です。
<開発の経緯>
空調機器や冷凍機器に使用される冷媒が室内に漏れた場合、ある一定濃度を超えると酸欠による窒息等になる恐れがあります。特にマルチ型パッケージエアコンでは、漏えい箇所から使用している冷媒が全て漏れ出す恐れがあるため「JRA GL-13 マルチ型パッケージエアコンの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン」*1に基づいた対策が必要となります。
当社では2012年5月にこのガイドラインに対応したフロンガス警報器「CHR-25JRA」の販売を開始し、皆様に提供してきました。しかし「CHR-25JRA」は床面近くの壁面に取り付けた際に5cm程度壁面から飛び出るため、足元で邪魔になるといった声をいただいていました。
今回開発したフロンガス警報器「CHR-100」は、スイッチボックスに取り付けて壁面に収めることができるため、スッキリと設置ができ足元で邪魔にならなくなりました。また、センサ劣化等が発生した場合のメンテナンス作業では、従来品では機器を丸ごと交換する必要がありましたが、「CHR-100」ではセンサを含むパネル部分のみの交換が可能で、一次側の電源遮断や電気工事の必要なく交換作業が簡単に行えます。
フロンガス警報器 CHR-100
携帯用ガス検知器では、フロン探知器「XP-704Ⅲ」を2014年12月より販売を開始しました。フロンガス探知器は配管等からの冷媒の漏えい箇所の特定に使用いただける製品です。今回開発した「XP-704Ⅲ」は従来品と比較して重量・体積とも約50%削減した小型・軽量タイプでポケットにもすっぽり収まります。判りやすいLCD画面を搭載して、ほぼ全ての冷媒の探知が可能です。また、アラームランプを2箇所に搭載するなど使いやすさも向上しています。
*1 2011年10月1日より運用が開始された一般社団法人日本冷凍空調工業会が制定したガイドライン
フロンガス検知器 XP-704Ⅲ
商品についての詳細はこちら ≫フロンガス警報器 CHR-100、フロンガス検知器 XP-704Ⅲ