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3/1~7は春季全国火災予防運動!住宅用火災警報器の見直しをしましょう
総務省消防庁が実施する「令和6年春季全国火災予防運動」では、住宅用火災警報器の設置や適切な維持管理を実施することが推奨されています。
「世界中のガス事故をなくす」を大目標に掲げる新コスモス電機株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:髙橋良典)は、「令和6年春季全国火災予防運動」に合わせ、火災時の一酸化炭素の危険性やその対策についてお伝えをし、火災から一人でも多くの命を救うための活動を実施します。
住宅用火災警報器が設置義務化になり多くのご家庭に設置されてから10年以上が経過し、今後電池切れや故障により万一の際に正しく働かないケースが増えることが懸念されています。また、消防白書によると建物火災の死因で一番多いのは、火傷ではなく実は「一酸化炭素中毒・窒息」です。
■ 春季全国火災予防運動とは
総務省消防庁が、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり火災予防思想の一層の普及を図り、火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的に実施する運動。
令和6年は、3月1日(金)から3月7日(木)までの7日間で実施され、住宅火災件数が近年増加傾向にあることから最重点項目のひとつに「住宅防火対策の推進」が挙げられています。
■ 住宅用火災警報器の維持管理方法
2006年に新築住宅で、2011年に既築住宅も含めたすべての住宅で火災警報器の設置が義務化されました。
住宅用火災警報器は、リチウム電池で駆動しており電池寿命は約10年です。電池電圧が低下するとランプや「ピピピ」という電子音でお知らせします。お知らせを聞き逃してしまった場合も、機器表面にある警報停止スイッチ(点検スイッチ)を押すことで機器の状態がわかります。「正常です」「ピ―ピーピー」や火災警報音が鳴った場合は、正常です。「電池切れです」や全く音が鳴らない場合は、電池切れまたは故障の可能性があります。
住宅用火災警報器は、使用時に故障をしていることに気づくことができません。設置から10年以上が経過した機器は、電子部品やセンサーが故障している恐れがありますので、電池交換をするのではなく機器自体の交換が推奨されています。
■ 火災の現況と一酸化炭素の危険性
住宅用火災警報器の設置義務化から10年以上が経過しましたが、建物火災の死者数はここ数年また増加傾向にあります(建物火災の死者の9割以上が住宅で発生)。
また建物火災で一番多い死因は、火傷ではなく「一酸化炭素中毒・窒息」で約4割を占めています。この割合は2011年以前からほとんど変わっていません。
■ 新コスモス電機の取り組み
様々な取り組みを通じて、多くの方に火災時の一酸化炭素の危険性やその対策についてお伝えをし、火災から一人でも多くの命を救うための活動を実施しています。
1.関西エリアでTV、YouTubeCMを放映
3月1日から14日まで関西エリアにて、火災時の一酸化炭素の危険性および一酸化炭素検知機能付き火災警報器「PLUSCO(プラシオ)」の有効性を伝えるCMを放映します。
TVCM放映情報
放映期間 | 3月1日(金)~3月14日(木) |
放送地域 | 関西 |
放送局 | 毎日放送(MBS)、朝日放送(ABC)、関西テレビ(KTV)、読売テレビ(YTV) |
製品紹介サイト | https://www.new-cosmos.co.jp/plusco/ |
YouTube | TVCM『実は、一酸化炭素。』篇(15秒) |
2.山善と共同で「もっと早く、火災を見つける。」プロジェクトを発足
ものづくりに欠かせない「生産財」の他、防災用品や生活家電などの「消費財」を取り扱う専門商社の株式会社山善と2023年8月にプロジェクトを発足し、メディアへの情報発信をはじめプラシオ拡販への取り組みを実施しています。
3.PLUSCO Lab.(プラシオラボ)で火災実験の見学を実施
火災を再現した実験を通して、火災時の一酸化炭素の危険性や安全対策について学ぶことができる施設。オープン以来、当社取引先の他、近隣の地域団体、お子様など多くのお客様にお越しいただいています。
プラシオラボ施設概要
見学実施日 | 月曜日~金曜日 ※土曜・日曜・祝日およびお盆・年末年始を除く |
見学実施時間 | 午前の部 10:30~11:30/午後の部 13:30~14:30 |
見学所要時間 | 約1時間 |
収容可能人数 | 最大30名 |
見学申し込みフォーム | https://www.new-cosmos.co.jp/pluscolab/ |