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地中埋設管のガス漏洩検査時のムダ掘りを低減&作業効率アップ! 識別機能付ガス検知器「XP-304IIIai」を発売します

新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、地中埋設管からの漏洩検査の際に、漏洩ガスであるかその他のガス(自然発生メタン)であるかを識別し、同時に濃度測定を行うことができる識別機能付ガス検知器をさらに使いやすく進化させた新商品「XP-304IIIai」を大阪ガス株式会社と共同開発し、2022年1月24日より販売を開始いたします。

開発の経緯

都市ガス等の地中埋設管の漏洩調査では、カート式ガス検知器や可燃性ガス探知器を用いてガス漏洩の有無を調査します。漏洩が疑われる場合、検知したガスの濃度に応じ地面を掘り起こして埋設管の修繕を行います。この掘削作業は多大なコストと時間がかかりますが、地中から発生する可燃性ガスは埋設管からの漏洩ガスだけではなく、地中からの自然発生メタンガスもあり、これを漏洩ガスと誤認した場合、無駄な掘削作業となってしまうことがあるという課題がありました。これを解決するため、1983年に大阪ガス株式会社と共同開発した日本初の識別型ガス検知器「XP-304」を発売。その後2000年により使いやすく進化した「XP-304id」を発売し、約40年にわたり全国のガス事業者の皆様にお役立て頂いてきました。

この度開発した新型の識別機能付ガス検知器「XP-304IIIai」は、お客様のご要望にお応えし、より使いやすく、高機能に進化しました。

XP-304IIIai
識別機能付ガス検知器 XP-304IIIai

特長

  1. ガスの濃度と識別結果を同時表示。
  2. LELレンジからvol%レンジへ自動切換し、低濃度から高濃度までスムーズに測定可能。

進化のポイント

  1. カラーLCD表示で視認性向上。識別結果はガス種ごとにわかりやすく色分け。(図1)
  2. モニター表示とグラフ表示の2種類の表示切替が可能。(図1)
  3. 突起部を減らし収納性向上&破損リスク低減。(図2)
  4. 機器本体で最大400件のロギングデータを表示。
  5. 測定記録の管理・運用を効率化するXai®対応ガス検知器。Xai CONNECT®(専用アプリ)の使用で、データの取り込みや測定レポートの作成が簡単。
    ※「Xai」、「Xai CONNECT」は新コスモス電機株式会社の登録商標です

表示(図1)表示画面

突起部
(図2)突起部を低減

◎商品の詳細情報はこちら>> 識別機能付ガス検知器 XP-304IIIai