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信号配線工事の簡素化・コストカットを実現 ガス検知部用 LoRaWAN無線変換器 「WC-7Lシリーズ」を発売します
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、信号配線を無線化し長距離の信号配線時のコストカットを実現する、ガス検知部用 LoRaWAN無線変換器「WC-7Lシリーズ」を開発しました。2021年6月15日から販売を開始します。
開発の経緯
幅広い産業の現場で、ガス爆発事故やガスによる中毒事故等を防ぐためにガス検知器が使われています。ガス検知器は、ガスセンサが搭載されたガス検知部とガス濃度や警報を出す指示警報部を組み合わせて使用することがほとんどで、設置する現場の規模や検知するガスの種類に応じて、必要な点数や種類を組み合わせて最適なシステムを構築します。
そのような中、ガス検知部と指示警報部の配線が長距離になる現場や、ガス検知部の点数が多い現場の場合は、信号配線工事に多くの時間とコストがかかるという問題がありました。
この度開発した「WC-7Lシリーズ」は、ガス検知部の信号を有線で入力し無線化する変換器で、長距離通信と迂回性に優れたオープンな無線通信規格LoRaWANを採用しています。無線化された信号は現場内に設置したLoRaWANゲートウェイで受信し、PLCを介して監視ソフトにガス濃度や警報状態等を表示。有線による信号配線工事に比べ、工事の簡素化とコストカットを実現します。
WC-7Lシリーズ
特長
① 無線で長距離通信
・迂回性に優れた920MHz帯で最長300m※通信可能。
・応答性の不要なセンサ(ニオイセンサ等)の場合は、数km※の通信も可能。
② 安心
・ガス検知部用に開発された遅延を軽減する独自設計により、ガス警報をすばやくお知らせ。
・災害時に通信線の断線リスクがなく、BCP対策にも有効。
③ 低コスト
・無線通信のため、通信配線工事にかかるコストが不要。
・無線通信費用は無料。
※ 環境条件により異なります
ラインナップ
タイプ | 入力信号 | 出力信号 |
---|---|---|
WC-7L-S | アナログ4~20mA×1,接点入力×2 | 接点出力×1 |
WC-7L-A | デジタル通信RS-485 | 接点出力×1 |
◎商品の詳細情報はこちら>>WC-7Lシリーズ