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Bluetooth無線技術®を搭載した装着型ガス検知器「XX-353IIBTシリーズ」を発売します
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、Bluetooth無線技術を搭載した装着型のガス検知器「XX-353IIBTシリーズ」を開発し、2020年8月7日より販売を開始いたします。
開発の経緯
携帯用ガス検知器は作業員の安全を守るため、危険なガスが存在する様々な現場で使用されています。その中でも一酸化炭素(CO)は無色・無臭で気づきにくく、わずかな量でも吸引すると死に至る大変危険なガスです。また、タンク・マンホール内や地下作業現場、さらには窒素を使用する研究所等では酸素欠乏の恐れがあり、各種産業現場において安全対策に力を入れられています。特に鉄鋼業界では高炉付近などで不完全燃焼によるCOが発生する危険があること、鋳型内等における酸素欠乏事故の危険性があることから酸素・一酸化炭素計を作業員一人ひとりが装着して作業に当たるなど、事故防止に努められています。そのような中、少しでも早く作業員の救助に向かえるよう、個人が装着した検知器が警報を発報した際に、管理者が作業員の位置情報をいち早く確認できる機能が求められていました。
当社では、2019年6月にBluetooth無線技術を搭載した酸素・一酸化炭素計「XOC-353IIBT」を開発し、一部の鉄鋼会社向けに限定販売をスタート、各社のシステムと連携をして遠隔から検知器を持っている作業員の位置情報が確認できるようにしました。
この度、当社独自の専用アプリ*を開発し、自社でシステムを持たない事業者様でもスマートフォン等でリアルタイムにガス濃度やトレンドグラフが確認できるようになりました。さらに検知器が警報を発した際には、専用アプリを介して事前に指定したメールアドレス最大100件に位置情報を含む警報情報を自動送信することができます。
ラインナップも、酸素・一酸化炭素計(XOC-353IIBT)に加え酸素計(XO-353IIBT)、一酸化炭素計(XC-353IIBT)をご用意し、鉄鋼業界を含むあらゆる業界へ向けて販売をスタートします。
*Google PlayまたはApp Storeから専用アプリの無料ダウンロードが必要です。
Bluetooth無線技術搭載でできること
1. ガス警報時に作業員の位置情報を知らせるメールの自動送信が可能。
2. スマートフォン等で、ガス濃度・トレンドグラフのリアルタイム表示が可能。
*Bluetooth連携ならびにメール自動送信は、通信環境により機能しないことがあります。
その他の機能
1. 画面表示にカラー液晶を採用し、警報時の視認性がアップ。さらにセンサエラー時なども色で瞬時に見分けることが可能。
2. 胸ポケットなどに装着した際、上から見ても表示が反対にならないよう表示反転機能を搭載。
3. 最大5日間のデータロギングが可能で、機器にNFCを内蔵しているのでオプションのログデータ収集セットを使って簡単にデータの取り込みが可能。さらに専用ソフトでトレンドグラフ等の作成も容易。
4. ガス警報の「発生時間」「警報中のPEAK値およびその時間」の履歴を最大200件まで記録する警報履歴機能を搭載。
5. 警報音量調節機能を搭載。
6. 特別な工具等は不要で簡単に電池交換が可能。
7. 暑さ指数(WBGT値*1)表示を搭載。3段階の色分けで表示をするのでわかりやすく、これ一台で熱中症対策にも役立つ*2。
*1 本機のWBGT値は、気温と湿度から簡単に推定したもので(輻射熱は含まない)、正確なWBGT値と異なる場合があります。
*2 あくまでも熱中症対策の目安となるもので、熱中症を予防できる商品ではありません。
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