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アルゴリズムを用いて誤報を低減する 紫外線・赤外線式火炎検知器 「FL500-H2/FL500」を発売します
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、MSA社製(本社:アメリカ)の紫外線・赤外線式火炎検知器「FL500-H2(水素用)/FL500(可燃性ガス用)」の国内販売を2020年3月2日から開始します。
概要
炎から放射される特定の紫外線を検知し、火災を早期に発見する火炎検知器は様々な場面で火災の早期発見に役立っています。特に、透明で目に見えない水素の炎を確実に検知できるよう水素ステーションのディスペンサーおよび蓄圧器へは紫外線方式の火炎検知器の設置が義務付けられています(一般高圧ガス保安規則関係例示基準)。
一方、紫外線はアーク溶接機やガス切断機等からも発せられるため、特に屋外の使用では誤報が発生しやすいという問題がありました。この度販売を開始する「紫外線・赤外線式火炎検知器」は紫外線と赤外線の両方を検知し、アルゴリズムを用いて炎のみを判別することで誤報を低減します。
特長
- 紫外線と赤外線の両方を検知し、アルゴリズムを用いて炎のみを判別。アーク溶接機やガス切断機等から発せられる紫外線や赤外線には反応せず、誤報を低減します。
- 約32インチ(約80㎝)の炎を検知窓から60フィート(約18m)先で検知することが可能です(センサ正面より±60°の幅)。
- 内蔵のテストランプで2分ごとに光学パスおよび電子回路に問題がないか自己診断を行なっています。
- 水素防爆対応(Ex db IIC T5 Gb)
MSA社について
1914年にアメリカで設立された安全保護具の開発・製造・販売における世界トップレベルの企業。主な取扱製品は、自給式呼吸器、定置式ガス/火炎検知器、携帯用ガス検知器、ヘルメット、落下防止装置など。石油ケミカル、消防、建築、鉱業、軍事等幅広い市場で使用されている。
◎商品の詳細情報はこちら>>FL500-H2/FL500