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完全ケーブルレス!電池電源式の無線ガス検知部「KD-101シリーズ」を発売します
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用した電池電源式の無線ガス検知部「KD-101シリーズ」を開発しました。12月1日から販売を開始します。
開発の経緯
ガス貯蔵施設や石油化学工場など数多くの施設でガス検知警報器が使われており、その多くは指示警報部とガス検知部に分かれています。ガス検知部は指示警報部とケーブルでつなぐことで、ガス漏れや検知部の状態等の情報を指示警報部へ送っています。しかし、多くの現場ではガス検知部を複数設置するため配線コストがかかる、有線であるため検知部の設置位置が限定されるなどの課題がありました。
当社は2016年5月に外部電源式の「無線ガス検知部 KD-100シリーズ」を発売。信号配線を不要にしつつ、安定した電源供給が可能な無線ガス検知部としてお客様に提案を進めて参りました。
このたび新たに発売する「無線ガス検知部 KD-101シリーズ」は、リチウム電池内蔵により完全ケーブルレスを実現。信号配線・電源配線ともに不要でイニシャルコストを削減します。設置場所を選ばず、電源配線が困難な場所にも設置が可能。また移設や増設も容易です。無線はKD-100シリーズと同じく、国際標準化された工業用無線規格であり汎用性の高い「ISA100.11a」を採用。ラインナップは一酸化炭素または硫化水素用の「KD-101D」と酸素用「KD-101O」の2種類。さらに、可燃性ガス用として「KD-101R」を2018年2月上旬に発売する予定です。今後は、KD-100シリーズと併せ、お客様の用途に合わせて幅広い業界で展開していきます。
※本製品は11月29日~12月1日に開催される「計測展2017」の当社ブースにて展示いたします。
無線ガス検知部「KD-101シリーズ」
システム構成
特長
1.国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用。
2.電池電源式により完全ケーブルレスを実現。イニシャルコストを削減。
3.電源配線が困難な場所にも設置が可能。また、移設や増設も容易。
4.無線に加えて接点出力での信号出力が可能なマルチ出力。
5.無線モジュールの延長が可能(オプション:ケーブル長3m、10 m、20 m)。
6.磁石スティック1本で、ゼロ調整などの各種調整が簡単。
7.センサがユニット式なので、交換が簡単。
検知対象ガス
酸素、硫化水素、一酸化炭素
ラインナップ
KD-101D … 一酸化炭素検知タイプ または 硫化水素検知タイプ
KD-101O … 酸素検知タイプ
販売対象
石油化学工場、ガス貯蔵施設、発電所をはじめとする各種工場・施設
製品についての詳細はこちら ≫ 無線ガス検知部KD-100/101シリーズ