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国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用した 無線ガス検知部を開発しました
新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:重盛徹志、資本金:14億6,000万円)は、国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用した「無線ガス検知部 KD-100シリーズ」を開発しました。7月1日から販売を開始します。
開発の経緯
ガス貯蔵施設や石油化学工場など数多くの施設でガス検知警報器が使われており、その多くは指示警報部とガス検知部に分かれています。ガス検知部は指示警報部とケーブルでつなぐことで、ガス漏れや検知部の状態等の情報を指示警報部へ送っています。しかし、多くの現場ではガス検知部を複数設置するため配線コストがかかる、有線であるため検知部の設置位置が限定されるなどの問題がありました。
このたび開発した「無線ガス検知部 KD-100シリーズ」は、国際標準化された工業用無線規格であり汎用性の高い「ISA100.11a」を採用。無線でガス濃度信号を送るので、信号配線が不要となり、設置にかかるイニシャルコストを大幅に削減できます。また、上位システムから各種設定、ゼロ調整、テスト設定などの変更が可能なので、検知部ごとの設定が不要。さらに、無線に加えて4-20mA出力や接点出力での信号出力が可能です。また、KD-100を無線変換器とし、当社の他ガス検知部と組み合わせることにより有線のガス検知部も無線化することができます。
無線ガス検知部 KD-100シリーズ
特長
1.国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用。
2.無線でガス濃度信号を送るので信号配線が不要になり、イニシャルコストを削減。
3.上位システムから各種設定、ゼロ調整、テストモードの設定変更等が可能になり、機器の保全性が向上。
4.無線に加えて4-20mA出力や接点出力での信号出力が可能なマルチ出力。
製品についての詳細はこちら ≫ 無線ガス検知部 KD-100シリーズ