定期点検/修理の依頼方法と内容
携帯用ガス検知器の定期点検/修理の依頼方法
1. 商品お預かり
ご依頼の機器をご購入の代理店へお渡しください。ご購入先が不明の場合はお問合せください。製造番号等よりご購入先を確認し、ご案内させて頂きます。
2. 修理・校正見積作成
受付後、有資格専門技術者が機器の状態を細かくチェックし、修理・校正見積を作成します。
3. 修理・校正見積お渡し
お客様は見積内容をご確認後、代理店へ修理の要否をご回答ください。
修理しない場合は、代理店もしくはお客様宛に返却。または弊社にて廃棄いたします。
4. 修理・校正
機器の修理・校正を実施し、ガス検知器試験成績書等の発行を行います。
定期点検/修理の内容5. 納品
代理店経由もしくはお客様へ直接お渡しします。納品時必ず中身をご確認下さい。
次回点検時期は機器に添付しているシールに記載をしています。
携帯用ガス検知器の定期点検/修理の内容
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1受け入れ
お客様よりお預かりした点検品の情報(お客様情報、機器情報等)を受付データ入力します。
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2外観・消耗部品等の検査
- ・外観検査:破損、亀裂等がないことの確認を行います。
- ・付属、消耗品検査:フィルタ類の汚れ、破損、欠品の確認を行います。
※見積ご回答後、必要に応じた部品を交換します。
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3機構検査
- ・機器を分解し、内部に異常が無いかチェックします。
- ・各種スイッチ、警報ランプ、警報ブザー等の機能検査を行います。
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4性能検査
機器の性能をチェックします。
お客様の機器仕様に応じたガス濃度を作成し、精度確認検査を行います。- ・ポンプ吸引式ガス検知器はポンプ性能・吸引量の測定を行います。
- ・電気的動作検査を行います。
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5見積作成
各検査内容結果より見積を作成し、お客様へ連絡いたします。
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6最終調整・出荷
校正または修理のご回答を頂いた場合、部品交換・調整・最終チェックを行います。最後に点検完了である旨の「点検シール」を機器に貼付けます。
「点検報告書」を作成し、お客様へご返却いたします。点検シールの例
工業用定置式ガス検知警報装置の定期点検/修理の依頼方法
作業対象が確定した後、部品交換の有無を含む作業内容を確定し、お見積書を提出いたします。
※お取り引きについては、必要に応じ代理店経由となります。
1. 事前見積り
事前に作業内容を確定し見積書を提出致します。
2. 弊社へのご注文
金額・内容に同意頂き、ご注文を頂きます。
4. 追加部品交換
現地にて追加作業・部品が生じた場合には、加算する費用をご確認の上、追加のご注文をご確認頂きます。
対象機器の特定に関して
弊社へメンテナンスのご依頼にあたって
製造番号または作業実績の情報をいただけると詳細確認にお待ち頂く時間の短縮が可能です。前回点検実績のある機器は機器貼付の点検シールの表示を参照下さい。
機器の特定に際するポイント
1.点検シール
機器に貼付された点検シール記載の点検日をお知らせください。
作業実績から対象機器を特定します。
2.機器仕様に関する情報が記載されたシール
作業実績がない場合は機器仕様に関する情報が記載されたシールの情報をお知らせください。
3.検知部の設置場所
検知部の設置場所などより詳しい情報をいただけると対象機器の特定にお待たせする時間を短縮する事ができます。
工業用定置式ガス検知警報装置の定期点検/修理の内容
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1作業前打ち合わせ
現場での安全と適切な作業を行う為に、お客様構内ルール・警報発生時の処置・作業手順の説明等についてお客様と打合せを実施します。
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2現地機器確認
対象機器を確認し、検知対象ガスの種類、警報を発する濃度設定値など、機器の仕様確認を実施します。
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3校正作業
対象機器に校正ガスをかけ、校正ガス濃度に指示値を調整します。
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4性能検査
- ・機器の性能をチェックします。
- ・警報設定値の1.6倍のガスを用いて30秒以内に警報が動作する事を確認します。
※アンモニア、一酸化炭素、それらに類するガスに関しては1分以内 - ・弊社機器の警報動作と連動したお客様設備(パトライト・ブザー等)が動作する事を確認します。
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5報告
- ・試験成績表を作成し、それをもとに作業内容、注意事項、維持管理について報告を行います。また、お客様からの要望事項を伺います。
- ・点検が終了した機器には点検シールを貼付します。
点検シール
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