住宅用火災警報器の
義務設置について
住宅用火災警報器の義務設置について
住宅用火災警報器の義務付け
住宅用火災警報器は設置が消防法により義務づけられています。義務設置場所については、お住まいの市町村の条例で定められていますのでご確認ください。
対象の建物は?
すべてのアパート、マンション、一戸建ての住宅が対象になります。しかし、マンションなどの共同住宅ですでに自動火災報知設備またはスプリンクラーななどが設置されている場合は設置対象外となります。
どこに設置すればいいの?
消防法では以下の3点が定められています。
- 1.就寝の用に供する居室
- 寝室、子供部屋など室内で誰かが就寝している部屋すべて
- 2.階段
- 避難できる階以外の階に寝室がある場合の当該階の階段の天井又は壁面
- 3.その他
- ①3階建てで3階のみに寝室がある場合の1階の階段
②3階建てで1階のみに寝室がある場合の3階の廊下または階段
③ひとつの階に7㎡以上の居室が5以上ある場合の当該階の廊下
※上記以外の台所や居室も、市町村条例によって義務設置となる場合があります。お住まいの市町村の条例をお確かめください。
どんな警報器を選べばよいの?
消防法では、『煙を感知し、火災の発生を報知する機器であること』と定められています。例外として、台所においては熱感知式でもよい、または台所は熱感知式でなければならないと定めている市町村もありますので、お住まいの市町村条例をご確認ください。
また、一酸化炭素検知機能付きの火災警報器なら、火災の種類によっては煙よりも早い段階で発生する一酸化炭素を検知しておしらせします。さらに一酸化炭素(CO)を検知すると煙センサの感度を上げて従来の火災警報器より早く火災警報を発報します(CO反応式)。一酸化炭素(CO)は毒性が強いガスである上、無色無臭で人の五感では気づくことができません。気づかず吸引し続けると、CO中毒に陥り身体が動かなくなり、逃げ遅れてしまう危険性があります。火災警報器を選ぶ際は、一酸化炭素検知機能付きの火災警報器をおすすめします。